杉野敬子眼科クリニック 福岡市中央区薬院

福岡市中央区薬院の杉野敬子眼科クリニックです。お子さんや女性の方にも気軽に受診頂いております。

092-533-5361

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infomation診療時間 / アクセス

診療時間
9:00~13:00
14:00~18:00

※午前の受付は30分前まで
※土曜の受付は13:30まで
※日曜・祝日は休診

基本的に初めて受診される未成年(18歳未満)の方は、保護者の方同伴で診察をお願いしています。どうしても同伴が難しい場合は、あらかじめお問い合わせください。

news release新着情報

2024.3.26

代診のお知らせ

4月20日(土)は院長が学会出席のため、代診の先生になります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2023.12.19

代診のお知らせ

1月9日(火)終日・1月10日(水)午前中は院長都合により代診とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2023.12.19

年末年始の休診のお知らせ

12月28日(木)午後から1月4日(木)まで休診とさせていただきます。
年内の最後が、28日木曜日の午前中になりますので、早めの受診をお願いいたします。

2023.11.9

休診のお知らせ

11月17日金曜日は、都合により休診といたします。
代わりに、11月16日木曜日は、午後も診療をいたします。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
杉野敬子眼科クリニック

2023.8.9

マスク着用のお願い

医師会の指導に基づき、受診時は院内でのマスクの着用をお願いします。
持病その他、着用が困難な場合は、あらかじめ電話でご相談ください。
病院に来られる方の中にはコロナ感染が命取りになる様な方もおられる可能性があります。
その確率は街中にいるよりは高い訳で、そういう方々のためにもご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
福岡市では感染者はむしろ増えていると思われますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
杉野敬子眼科クリニック

greetingごあいさつ

福岡市中央区薬院の杉野敬子眼科クリニックです。
当院では、小さなお子様からお年寄りまで、幅広い年齢層の方に受診頂けるよう、通いやすい雰囲気を大事にしております。
気軽に通院してもらえる事で、ちょっとした悩みやご相談を受ける事もしばしばです。
お子さんも泣かずに診察できる事が多く、薬院の「目に関する町のお医者さん」として、たくさんの方にご利用いただいております。

topicsトピックス

  • コンタクトレンズは高度管理医療機器
    雑貨屋やインターネットで購入できるコンタクトレンズ、実は高度管理医療機器であるということを知っていますか?
    高度管理医療機器とは、副作用・不具合が生じると人体へのリスクが高いもの。また、人体への侵襲性が高いため生命の危険に直接結び付く恐れのあるものと分類されます。
    代表的なものとして、人工呼吸器、透析器、人工骨などが挙げられます。
    身近で便利なコンタクトレンズですが、間違った使い方をすると、角膜を傷つけ、感染症を引き起こす原因となります。更に間違った方法で使い続けることで視力障害を招く危険性もあります。
    実際アメリカでは、処方箋なしに作成したソフトコンタクトレンズやカラーコンタクトレンズを外さず寝てしまった、消毒が不十分なまま使用し続けたことで視力を失った少女や角膜移植を行った男性の事例報告があります。
    大切な自分の目を守るために正しい知識を身に着け定期的な検診を行いましょう。(K)
  • 花粉症
    花粉症に悩まされる方が増えてくる季節になりました。
    花粉症とは、花粉が体内に侵入することでアレルギー反応が生じる病気の総称で、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど様々な症状がみられます。不快な症状は、仕事の効率や学習意欲の低下を招きます。お薬で症状が抑えられるのであれば、そちらの方が得策です。
    花粉症は花粉が飛び始める前からの治療が効果的とされていますが、最近の治療薬は即効性があるため、症状が出始めてすぐに治療を開始すれば充分ともいわれています。
    九州エリアのスギ、ヒノキの飛散量はやや多く、スギ花粉のピークは2月から3月、ヒノキは3月から4月半ばになります。ただし、ピークを過ぎてもだらだらと飛散が続く傾向がみられます。
    当院では少量の血液で行なうことのできる簡易のアレルギー検査もできますので、アレルギー症状でお困りの方は、お早めにご相談ください。
  • オルソケラトロジー
    日中にメガネやコンタクトレンズなしでの良好な視力や、近視進行抑制も期待できるオルソケラトロジーを当院では、取り扱っています。
    自分自身でのケアが難しい小学生でも、保護者がきちんと管理することで装用ができます。
    子どもの角膜は成人よりも柔らかいため、オルソケラトロジーによる視力の回復の効果が出やすい傾向にあり、おすすめしております。
    ただ、注意点もあります。
    オルソケラトロジーはレンズが眼に直接接触するため、充血や炎症、アレルギーなど通常のハードコンタクトと同じようなリスクがあります。
    レンズケアを怠り、レンズやケースが清潔に保たれていないと、角膜感染症をはじめとするコンタクトレンズ合併症を引き起こす可能性があります。当院では定期検診のための来院とその際のレンズのチェックもお願いしております。
    大切なお子様の将来に関わりますので、お忙しいとは思いますが、ぜひ、お時間をとっていただけるよう、お願いいたします。(F)
  • 学校検診
    近年、子供の視力低下は進んでいます。2019年度の調査では、高校生の7割近く、中学生の6割近く、小学生でも3割近くが裸眼視力1.0未満であり年々増加傾向にあります。
    乳幼児健診、就学時検診、学校検診などの視力検査でA以外の判定が出た際は、まず眼科で検査を受けて、必要に応じて子供にあった視力矯正を行いましょう。近視でなく、乱視や遠視のために視力矯正が必要な場合があります。また年齢が上がるにつれ近視は進行する傾向にあるため、予防は早めにとりかかることをおすすめします。体が成長する時期は、目の状況も変わりやすいときです。度数の変化がないかを確認するため、定期的に眼科で検査を受けましょう。
  • オルソケラトロジー治療経過
    当院ではハードコンタクトレンズを用いて、視力を改善させるとともに、近視進行抑制効果を目的としたオルソケラトロジー治療(過去のトピックス参照)を今年から開始しました。現在かなりの患者様(原則18歳未満)が治療を行っています。
    約9割ほどの方から学校で黒板の字がよく見える、TVの小さな文字が離れても見える、今までの眼鏡がなくても見えるといった声を頂き、満足度の高い結果となっています。
    角膜に傷が付くなどの合併症もゼロではないので、眼の感染症を起こさないためにもレンズを清潔な状態に保つ必要があります。そのため、毎日のレンズ洗浄や定期受診が大事になります。
    レンズの取扱い方法につきましては、治療開始時と定期検診時に詳しい説明及びレンズの点検を行っていますのでご安心ください。
    スポーツの時に眼鏡をかけたくない!裸眼で日中過ごせるなら!という方はぜひお気軽にお問い合わせください。(S)
  • マイボーム腺とは?
    まぶたの裏側にはマイボーム腺という器官があり、涙の油分を分泌しています。
    ▶マイボーム腺機能不全:マイボーム腺の出口(まつげの生え際にある開口部)が細菌感染などによってつまり、涙の中の油分のバランスがくずれ、目が乾きやすくなったり、涙目になったり、炎症がおきたりすること。
    ▶眼瞼炎:まぶたやまぶた周囲にある器官の炎症、感染
    ▶ものもらい:マイボーム腺の感染や脂のつまりによるしこり。時に炎症を伴う。
    ▶ドライアイ:マイボーム腺から分泌される涙の油分が不足することにより、乾燥感か異物感、流涙感がおきる。
    マイボーム腺機能不全やドライアイを放置しておくと、仕事や生活の質が下がると言われパソコンやスマホを多く使用する我々にとって重大な問題になってきています。
    ★日常生活でのヒント
    マイボーム腺関連の症状あなたはいくつあてはまりますか?
    1目が疲れやすい。2目がゴロゴロしたり、不快感がある。3目ヤニがたまりやすい。4涙目になりやすい。5目がかゆい。6まぶたが重い。7まぶたが熱い。8ものもらいができやすい。9充血しやすい。10まつげが減ったり、目にささったりしやすい。11まつげが汚れやすい。12朝、目が開けにくい。13朝、症状がひどく出やすい。
    ★ひとつでもあてはまれば、眼科の先生に相談しましょう。(T)
  • 秋にもある花粉症
    朝晩涼しくなってまいりました。この頃になると目ヤニやゴロゴロ感、目のかゆみがでることも多いようです。秋の花粉症では、キク科のブタクサ、ヨモギ、アサ科のカナムグラが主役となっています。また秋にはハウスダストも増える季節、家の中で症状が強くなるような場合は、花粉症ではなくハウスダストの可能性もあります。気温が下がり乾燥するためウィルスの活動が活発となり風邪が流行り始めます。くしゃみや鼻水、目のかゆみがでると「風邪かな?」と思うかもしれませんが、花粉症の可能性があることも忘れてはいけません。風邪と花粉症では全く異なります。
    風邪と自己判断せず詳しくは病院で診察を受けることを勧めます。ブタクサの場合,咳の症状、気管支喘息の発作がおきる方もいます。目のアレルギー症状に対しての治療には、ヒスタミン拮抗点眼薬やメディエ-タ-遊離抑制点眼剤等が用いられ、ひどいかゆみがある場合はステロイド点眼剤が使われることもあります。重篤化を防ぐ為にも早めの治療を・・・(A)
  • 子どもの近視増加について
    近年、子どもの近視が増加傾向にあり、低年齢化が社会問題となっています。夏休みという長期休暇を利用して、近視が心配なお子さん、仮性近視といわれたお子さんに治療を始めてみるのに良い機会だと思います。
    当院では視力検査等の検査結果によってワック訓練のご提案もしています。美しいカラー立体風景を5分間見るだけで、遠くの景色を長時間見るのと同じ効果が得られるといわれています。
    点眼治療と併用することでより目の疲れの解消、眼精疲労の予防、子どもの仮性近視の改善に効果が期待されます。また以前ご紹介した、近視進行抑制に有効な治療法として非常に注目されている、マイオピンやオルソケラトロジーの治療も併せてこの機会にぜひご相談ください。
    お休みを利用されてお子様の目の状態を知り心身の成長をみんなで見守りましょう。(I)
  • コンタクトや眼鏡から解放される!?オルソケラトロジー治療
    今回紹介するオルソケラトロジーレンズは、内側に特殊なデザインが施された高酸素透過性のハードコンタクトレンズです。その特殊なデザインのコンタクトレンズを寝ている間に装着することで角膜形状を平らに矯正し、近視の改善を行います。そのため、翌朝レンズを外した後も見やすい状態を維持できます。
    また、この治療は50%前後の近視進行抑制効果が報告されており、有効な治療法として非常に注目されています。
    角膜の柔らかい子どもの時期の方が特に効果が出やすく、早く始めるほど近視進行を抑制できるという学会発表が続いています。
    また、以前ご紹介したマイオピンと併用することで、より近視抑制効果が得られる報告がされていますので、ご興味のある方は気軽にご相談ください。(S)
  • お子様の近視進行抑制治療を始めました(マイオピン)
    最近よくメディアでも取り上げられている「近視」!
    そして「こどもの近視の進行が世界的に加速している」報告が多数あがっています。
    日本も例外ではなく、京都市のある小学校の調査では視力が0.7未満の子どもは前の年の17%から23%に増加した報告もあり、従来よりも早い段階でより強い近視に進行している事例が増えているようです。また、このコロナ禍で「おうち時間」が増えたことも近視の増加を助長した要因の一つではないかともいわれています。
    こどもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれ生じるケースが多くあります。近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。
    近視は高度な近視の場合、黄斑変性症/網膜剥離/緑内障など将来的な眼疾患に発展する可能性もあるといわれております。
    当院では、お子様の近視進行を抑制させることが期待できる治療の選択肢の一つとして点眼薬「マイオピン0.01%、0.025%」の処方を開始しました。お子様の年齢/度数など検査データを基に、対象となる場合にご提案が可能です、どうぞご相談ください。
    ※マイオピン治療は自由診療になります。
  • 視覚障害者用補装具適合判定医師研修会 受講
    10/1~2と代診にさせて頂き受講した研修会の修了証書が無事に届きました。
    視覚障害者用補装具適合判定医師と認められます。分かりにくいと思いますが、かなり視力の弱い方の助け手となる補装具(タブレット、拡大鏡、拡大読書器、遮光眼鏡等々)をご紹介、体験できます。
    最近の必須なところでは、音声のでる体温計などもご希望がありました。
    身近に見えにくさでお困りの方が居られましたら、もしかしたら少しでも役に立って見えるを助ける手段があるかもしれませんので、是非ご紹介下さいませ。
    眼科医としての力が及ばなかった方々に何か手助けができればと思います。
  • 学校検診と眼のおはなし
    七月に入りましたね!
    コロナ禍ではありますが街の中で七夕の飾りが目に入ってくると心がなごみますね!
    そんな中、学校検診を終え、各ご家庭に検診の結果が届いている頃ではないでしょうか
    当院でも結果を持参し、受診されるお子様が年々増加傾向のように感じております。
    視力はもちろん、アレルギー性結膜炎、逆まつげ、斜視、色覚異常などの項目がありますが殆どの保護者さまが特に心配されるのは「視力」ではないかと存じます。
    最近は「近視進行抑制」や「スマホ斜視」などメディアを通して情報を得る機会が多いのも拍車がかかっているかもしれません。
    さらには学年によって頻度は異なりますがタブレット端末を用いた授業や自宅でのゲームや学習による近業時間、またそれによる近視発症の低年齢化も深刻な問題の一つです。
    また、小・中学校は義務教育期間なので特に『学習のための良好な視力があるかどうか』というのを先ず前提として考える事が大事です。
    当院では自覚的な視力検査を基に点眼を用いた他覚的検査、その結果によってワック訓練や眼鏡ご提案をしております。
    七月は夏休みが始まります。
    お休みを利用されてお子様の眼の状態をしっかり把握し、心身の成長を保護者、眼科、学校教育機関みんなで見守りましょう (T)
  • みるみる伸ばそう、見る力

    色とりどりの紫陽花や花菖蒲が綺麗に咲く季節になりました。

    最近当院では『みるみる手帳』を導入しました。

    弱視と診断されたお子さんの視力や両眼視機能の発達を眼科、保護者、眼鏡専門店で応援する眼の手帳です。
    当院では年齢にそってお子さまにあった検査はもちろん弱視訓練や年齢にあったこども眼鏡の選び方などを院長の指示の下でみるみる手帳を使ってご提案させていただいてます。
    コロナ禍の昨今、眼科健診受診率も低いようです。
    こどもの眼(視力や両眼視機能)は6〜8歳までに発達が完了します。
    この間に視力や視機能の発達の妨げとなる『弱視』や『斜視』があると正常視機能が育ちません。
    適切な時期にしっかり治療してあげましょう。正常な視機能発達は心身の発達にもつながります。
    お子さんの眼のことで少しでも気になる事がありましたらどんな小さな事でもお問い合わせください。(T)

  • 加齢黄斑変性
    物を見るときに重要な働きをする黄斑という組織が加齢とともに、ダメージを受け変化し視力低下を起こす病気です。
    症状として物が歪んで見える、視界の中心が暗くなる、欠ける、視力低下があります。しかし、普段両眼で見ていることが多いので発見が遅れたり、支障がないので放置してしまうことがあります。日ごろから片眼での見え方を自分でチェックするようにしてみましょう。
    治療としては硝子体内に注射をする方法が一般的です。簡単に治るものではなく、長期間の治療となることが多いです。早期発見であれば見えない範囲を最小限に抑えることができ、ほとんど影響がなく済むことがあります。ルテインという成分の摂取が少ないと発症しやすいと関連性が指摘されています。野菜でいうとほうれん草などの緑黄色野菜にルテインが多く含まれているようです。普段の食事で緑黄色野菜を多く取り入れてみてはいかがでしょうか。サプリなどもあります。(S)
  • アレルギー性結膜炎
    この時期は一般的なアレルゲンは少ないはずなのですが、今年は多い気がします。
    アレルギー性結膜炎には、花粉症のように毎年決まった時期に症状が出る「季節性」、ダニやハウスダストなどが原因で年間通して症状が出る「通年性」、より重症のアレルギー性結膜炎の「春季カタル」など種類があります。
    共通する症状として、痒み、ごろつき、メヤニ、涙が出るなどです。
    1~5月→スギ、3~5月→ヒノキ、5~7月→カモガヤ、8~10月→ブタクサ、1年中→ハウスダスト(塵、埃、ダニ、カビなど)、動物、コンタクトレンズの汚れ。
    症状がある時は、コンタクトレンズの使用を中止し、メガネで過ごす方が良いです。症状が出た時のみに点眼するのではなく、期間中は症状がない時にも決まった回数を毎日続ける事が大切です。また、症状が出る少し前から点眼開始すると症状がひどくならずに過ごすことができます。(F)
  • 紫外線から目を守る
    だんだん日差しが強くなり日傘をさしている人をよく見かけるようになりました。紫外線がシミやシワの原因になる事は有名ですが、眼にもダメージを与えている事はご存知ですか?
    眼にも皮膚と同じように、強い紫外線を浴びつづけると炎症をおこして充血や痛みの原因になります。身近なものでは、スノースポーツ中の雪によるゆきめがあります。他にも、白内障や翼状片(白目の部分が黒目に侵入してくる病気)も紫外線が原因だと考えられています。日傘や帽子でUVカットをするように、眼にも紫外線から守ることをおすすめします。
    紫外線対策として、サングラスやUVカット機能つきコンタクトレンズがあります。当院でもUVカット機能つきコンタクトを多数取り扱っていますので、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。また、どのコンタクトがUVカット付きか分からない時は遠慮なくご相談ください。(S)
  • 糖尿病網膜症
    糖尿病網膜症は糖尿病の三大合併症と言われます。糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気です。
    初期の段階では、自覚症状がみられません。しかし、目の中の血管では小さな出血をしていたり少しずつ異常があらわれます。
    中期になると、視野に異常(かすむ)などの症状を感じ、目の中では、血管がつまっていたりします。
    末期になると、視力低下を感じたり、失明する場合もあります。
    糖尿病と診断をされたら、自覚症状がなくても、眼科での検査を受けましょう。定期的な検査・治療を受けることによって糖尿病による失明を防ぎましょう。(O)
  • 弱視の早期発見を ~3歳児検診を受けましょう~
    Ⅰ 視力、両眼視機能の発達とは
    人は生まれた時から成人のように物がよく見えているわけではありません。生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01といわれています。生後1か月で目の前の手の動きが分かるようになります。3歳までに視力は急激に発達し、3歳で0.6~0.9、4歳から5歳で1.0以上となります。視力の完成は6~8歳と言われています。
    両眼視とは両目から得た情報を、頭の中で1つに重ね合わせる能力です。生まれてから【物を両目で同時に見る】ことで立体感や遠近感が発達します。両眼視機能は生まれたばかりの頃は存在せず生後3~4ヵ月頃から発達しはじめ、3歳の終わり頃までに完成するといわれています。
    だから3歳児検診で視力がきちんと発達しているのかを確認する事が大切です。視力不良を早期発見することで訓練効果も高くなります。(U)
  • OPTOS超広角走査型レーザー検眼鏡について
    この機械では、眼底の約8割を見ることができます。
    従来の点眼薬で眼底検査を行うと、約3時間目がぼやけたり眩しかったり、瞳を開く待ち時間が生じていましたが、この機械ではそれをせずに眼底検査が行えます。
    網膜剥離、眼底出血、加齢性黄斑変性などの眼底疾患に有用的な検査です。
    多忙でなかなか受診できない方にお勧めです。(I)
  • 早めに見つけよう。緑内障!
    「見えにくい」「視力が落ちた」など、見え方がおかしいと気づいた時にはかなり進行してしまっていることも少なくありません。緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇がその原因の一つと言われています。失われてしまった視野は、現在の医学では回復しません。『緑内障=失明』とすぐに結びつける人が多いですが、実際は決してそんなことはありません。高血圧や高脂血症と同じような慢性疾患と考えてみてください。ほとんどの場合は点眼治療により、進行を食い止めることが可能です。自覚症状がないうちに発見し、その時点で点眼治療により進行をストップしておけば、日常生活に不自由を感じることなく生活を送ることができます。
    早期発見!早期治療!が一番大切な疾患です。何も症状がなくても眼科を受診し一度検査することをおすすめします。(F)
  • 子どもの視力低下は早めの受診をて
    テレビを近付いて見ている、目の位置がずれ焦点が合わない等、お子さんの視力低下が疑われたら、どうなさっていますか?
    そういう場合は、すぐにメガネ屋さんに行って、メガネで視力を上げるだけでなく、眼科で検査を受けることをおすすめします。レンズを目の前に置いてピントが合うことで、視力が改善する場合は問題がないのですが、中にはレンズを調整しても視力が改善しない、遠視や乱視、弱視のような場合があるからです。
    眼科では目の調節を麻痺させる目薬をつかって、正確な屈折度数を調べる検査(屈折検査)をします。この屈折検査や視力をもとに、メガネの常用を開始するか、視力の経過観察をするか判断します。弱視の場合、メガネを掛けての視力は小学校低学年までは改善しやすく、それ以降になるとなかなか改善しません。
    弱視は両眼のこともあれば片眼のこともあり、特に片眼の場合は本人も周囲も気づきにくく、発見が遅れることが少なからずあります。
    子どもさんの見え方でおかしいなと思ったら、早めに受診されることをお勧めします。(M)
  • コンタクトレンズは高度管理医療機器
    雑貨屋やインターネットで購入できるコンタクトレンズ、実は高度管理医療機器であるということを知っていますか?
    高度管理医療機器とは、副作用・不具合が生じると人体へのリスクが高いもの。また、人体への侵襲性が高いため生命の危険に直接結び付く恐れのあるものと分類されます。
    代表的なものとして、人工呼吸器、透析器、人工骨などが挙げられます。
    身近で便利なコンタクトレンズですが、間違った使い方をすると、角膜を傷つけ、感染症を引き起こす原因となります。更に間違った方法で使い続けることで視力障害を招く危険性もあります。
    実際アメリカでは、処方箋なしに作成したソフトコンタクトレンズやカラーコンタクトレンズを外さず寝てしまった、消毒が不十分なまま使用し続けたことで視力を失った少女や角膜移植を行った男性の事例報告があります。
    大切な自分の目を守るために正しい知識を身に着け定期的な検診を行いましょう。(K)
  • 近視の進行抑制に、一日40分以上の屋外活動が有効!!
    最近の学会でよく話題に上がります。
    現代の、この近辺のお子様にはなかなか厳しいことかもしれませんね。
    私などは(娘らに言わせると野生児?)少なくとも中学生頃までは、夏休みなど、屋外で三角ベースなどやって過ごしてましたね。
    その効果か、勉強不足のせいか、視力は低下することなく、成長しました!
  • 弱視訓練について
    見える方の目を、眼帯などで隠して行うので、小さいお子さんほど嫌がります。
    今回導入したオクルパットを用いると、遮蔽(良い目を隠すこと)に眼帯などを使用せず、眼鏡をかけるだけで弱い目の訓練ができます。
    しかも、ゲームソフトを利用し、現代のお子様に好評です!
    どうぞお問い合わせ下さいませ。
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